プーチン大統領、思想家の娘殺害は「卑劣で残酷な犯罪」

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ロシアのプーチン大統領がダリヤ・ドゥーギナ氏の殺害を「卑劣で残酷な犯罪」と非難/Olga Maltseva/AFP/Getty Images

ロシアのプーチン大統領がダリヤ・ドゥーギナ氏の殺害を「卑劣で残酷な犯罪」と非難/Olga Maltseva/AFP/Getty Images

(CNN) ロシアのプーチン大統領は23日までに、思想家アレクサンドル・ドゥーギン氏の娘が自動車爆弾の爆発で死亡した事件について、「卑劣で残酷な犯罪」と述べた。プーチン氏が事件について言及するのは初めて。

ドゥーギン氏の娘でジャーナリストのダリヤ・ドゥーギナ氏は20日、モスクワ郊外で起きた車の爆発で死亡した。

クレムリン(ロシア大統領府)がテレグラムに投稿した声明によれば、プーチン氏は「卑劣で残酷な犯罪が、明るく才能にあふれ、親切で愛情深く、思いやりがあり公平で、真のロシア人の心を持ったダリヤ・ドゥーギナの人生を奪った」と述べた。

プーチン氏は「ジャーナリスト、科学者、哲学者、従軍記者として、彼女は国民と祖国に誠実に奉仕し、ロシアの愛国者であることの意味を行動で証明した」と述べた。

ドゥーギナ氏の殺害をめぐって、ロシア連邦保安局(FSB)は襲撃にはウクライナの治安機関が関与しているとの見方を示した。ウクライナ国家警備隊の報道官はCNNに対して、そうした主張には当面対応しないと述べた。

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