新型コロナ感染急拡大の北朝鮮、中国へ貨物機が往復

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軍の医療部隊が平壌の薬局で医薬品の分配作業に従事=18日/Kyodo News/Getty Images

軍の医療部隊が平壌の薬局で医薬品の分配作業に従事=18日/Kyodo News/Getty Images

(CNN) 新型コロナウイルス感染症が急速に拡大している北朝鮮の貨物機3機が16日に中国へ往復した。韓国政府関係者が20日までに明らかにした。

貨物機の行き先は中国・遼寧省の瀋陽桃仙国際空港だったという。

貨物機が何を運んだかは不明だが、このまれな運航の前には中国が新型コロナの感染が広がっている北朝鮮を支援すると約束していた。

北朝鮮は先週、公式に初めて新型コロナ感染者の存在を認めた。北朝鮮はそれまで感染者を認めておらず、2020年1月以降、国境を固く閉ざしている。

北朝鮮は5月12日以降、200万近い「発熱」症例を報告した。国営通信社は「国家の重大な緊急事態」と呼び、当局は対応に奔走している。

すべての都市が封鎖され、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記は首都平壌の医薬品の供給を確保するために軍隊を動員している。

最初の症例が発表された後、中国は北朝鮮の「同志、隣人、友人」として全面的な支援を提供する用意があると明らかにした。中国外務省の報道官は、両国は「相互援助の素晴らしい伝統」を持っていると述べた。

新型コロナのパンデミック(世界的大流行)では、中国は多数のワクチンを世界中に送り、昨年はワクチンを公平に分配する国際的な取り組み「COVAX(コバックス)」と5億本以上のワクチンを提供する協定を結んだ。

世界保健機関(WHO)によると、北朝鮮はまだ新型コロナワクチン接種プログラムを確立しておらず、国民は感染に脆弱(ぜいじゃく)な状態にある。また、同国の傷ついた医療制度では新型コロナの流行に対処するために必要な医薬品や物資も不足している。

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