「ゼロコロナ達成」で6月に日常生活復活へ、市民は懐疑的 上海

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入店前にQRコードを読み取る買い物客=16日、中国・上海/Yin Liqin/China News Service/Getty Images

入店前にQRコードを読み取る買い物客=16日、中国・上海/Yin Liqin/China News Service/Getty Images

香港(CNN) 新型コロナウイルス対策の厳しいロックダウン(都市封鎖)を続けてきた中国・上海当局が17日、町レベルの「ゼロコロナ」を達成したと発表した。来月には日常生活の復活を目指すという。

ゼロコロナとは、隔離施設などを除けば感染が確認されなくなった状態を指す。

保健当局の幹部は17日の記者会見で、市内16の全地区がこの条件に当てはまると宣言した。

同市では長引くロックダウンが今月さらに強化され、市民の不満が高まっているが、同時に感染者も減少した。新規感染者は15、16の両日とも1000人を切り、3月下旬以降では初めて3けたに収まった。

当局者らは16日の記者会見で、ロックダウンを3段階に分けて解除する方針を示していた。

宗明副市長によれば、同日からスーパーやコンビニ、薬局が店を開け始めた。美容院や農産物の卸売市場がこれに続く。

同市発着の列車は16日から運行再開を進め、国内線の航空機も運航を開始する。22日からはバスや地下鉄が走り始める。公共交通機関の利用には、48時間以内の検査で陰性だったことを示す証明が必要になるという。

ただ住民らの間には、当局が3月以降、ロックダウンの可能性を繰り返し否定したり、ほんの数日間で食料も十分供給すると約束したりしていたにもかかわらず、長期にわたって自宅に閉じ込められ、食料不足に苦しんできたとの思いがある。

SNS上には、国営メディアや当局が伝えるロックダウン解除を「現実と違う」「フェイクニュース」などと批判する書き込みが相次いだが、当局の検閲でまもなく削除された。

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