有害物質の泡に覆われた「聖なる川」、沐浴の信者も インド

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白い泡が浮かぶヤムナ側に入り、沐浴する首都ニューデリーの住民/Anushree Fadnavis/Reuters

白い泡が浮かぶヤムナ側に入り、沐浴する首都ニューデリーの住民/Anushree Fadnavis/Reuters

(CNN) インドの首都ニューデリーを流れるヤムナ川が、下水や産業廃水で発生した白い泡に覆われている。ヒンズー教の祭典に合わせ、その中で沐浴(もくよく)する信者らの姿もみられる。

専門家らによると、泡には高濃度のアンモニアやリン酸塩が含まれ、呼吸器や皮膚に害を及ぼす恐れがある。

今週はヒンズー教徒が太陽に祈りをささげる祭典「チャートプジャ」と重なり、礼拝のために汚染された川に入る信者もいた。

地元メディアは、当局が泡の除去作業に15隻のボートを出したと伝えた。

ヤムナ川は全長1376キロ。ヒマラヤ山脈からインドの複数の州を通り、ガンジス川に合流する。

汚染は数十年前から続き、特にニューデリー市内を流れる部分は何年も前から魚や鳥が住めない状態になっているという。

監視当局によれば、全長のわずか2%ほどの同市内に汚染源の76%が集中する。その下流では、数千人の村人たちが川の水をくみ、入浴したり飲用したりしている。

2017年にはインド南部ベンガルール(バンガロール)の湖で同じような泡が発生し、強風に飛ばされて道路にあふれ出した。ベンガルールでは同年、湖が突然炎上する騒ぎもあり、専門家らは水に含まれた石油性の物質が原因との見方を示した。

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