インドから豪への帰国便、陽性で半数が乗れず 誤判定の主張も

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インドを脱出した豪州人を乗せたカンタス機=15日、ダーウィン空軍基地/Steven Hoare/Getty Images

インドを脱出した豪州人を乗せたカンタス機=15日、ダーウィン空軍基地/Steven Hoare/Getty Images

CRLダイアグノスティックス社は検査結果に誤りがあった可能性を否定している。ただしインドの検査機関認定委員会によると、同社は先月6日、認定基準を守っていないとの理由で3カ月間の認定取り消しを言い渡されていた。

同委員会によれば、認定を一時的に取り消された業者はその期間中、認定済みのマークを使えないが、検査業務を続けることはできるという。

カンタス航空は同社の検査結果について、すべて医師の監督下で確認したと説明している。ハント豪保健相は同航空の検査体制を高く評価し、インドの業者についても現地で信頼されているはずとしたうえで、改めて調査を指示する意向を示した。

ジョウラさんは1年前、重病の父親を看病するために、妻子をメルボルンに残して母親とともに渡印した。新型ウイルスの感染拡大を受けて帰国を希望しているが、それがいつになるかについては何も連絡がなく、不安な状態が続いているという。

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