環礁に無人船漂着、中にコカイン649キロ マーシャル諸島

太平洋のマーシャル諸島に大量のコカインを積んだ無人の小型ボートが漂着した/GIFF JOHNSON/AFP/Getty Images

太平洋のマーシャル諸島に大量のコカインを積んだ無人の小型ボートが漂着した/GIFF JOHNSON/AFP/Getty Images

(CNN) 太平洋の島国マーシャル諸島の警察は17日までに、コカイン約649キロを積んだ無人の小型ボートが先週、同国のアイルック環礁の海岸に漂着したと報告した。

グラスファイバー製の変哲もないボートの長さは約5.4メートルで、コカインの塊はそれぞれ密封された状態で見つかった。「KW」の文字が入った赤いロゴのスタンプがあったという。

ラジオ・ニュージーランドによると、末端価格は推定で8000万米ドル(約82億
円)相当。マーシャル諸島に流れ着いたコカインの量としては過去最大だった。

南米あるいは中米諸国からたどり着いた可能性がある。少なくとも1~2年は海上に漂っていたとの見方も出ている。

ボートを発見したのは同環礁の住民の1人。住民総数は約400人。ボートは非常に重くて住民たちは海岸に引き揚げることが出来なかったという。船内を調べたところ、甲板の下に大きな隙間がありコカインの塊が隠されていた。

通報を受けた地元警察が同国の首都マジュロへ運び、今週になって焼却炉で大半のコカインを処分した。ただ、2キロ分は米麻薬取締局(DEA)による成分調査などのため保管したという。

太平洋の島しょ国家は麻薬の国際密輸ルートとも化しており、マーシャル諸島でもこれまで多量の麻薬が入った包みなどが押収あるいは発見されていた。

これら麻薬を海岸などで発見しても当局に届け出ず、自ら使って結果的に薬物の入手の機会や利用を広げる弊害も指摘される。この種の不祥事が今年になって目立ったためマーシャル諸島の議会は5月に薬物根絶を図るため対策班を新設していた。

マーシャル諸島はフィリピンと米ハワイ州の間に位置する。

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