英、交渉決裂なら領海へ海軍艦船派遣 EU漁船の操業阻止

英国防省は、欧州連合(EU)との交渉が決裂した場合、EU漁船による違法操業などを抑止するために艦船を派遣する考えを明らかにした/Michal Fludra/NurPhoto/Getty Images

英国防省は、欧州連合(EU)との交渉が決裂した場合、EU漁船による違法操業などを抑止するために艦船を派遣する考えを明らかにした/Michal Fludra/NurPhoto/Getty Images

(CNN) 英国防省は12日、同国が離脱した欧州連合(EU)との自由貿易交渉が決裂した場合、独立した沿岸国としての権利を守るため領海に多数の巡視船を配置するなどの対策を講じるとの声明を発表した。

英国がEU加盟時と同様の処遇を貿易面などで受けられる今年年末までの移行期間が終了した際の措置になるとした。派遣する巡視船は軍や海事組織から出動させ、抑止力や検査能力などを示すことになるとした。軍からは4隻出すだろうとも述べた。

英EUの貿易交渉は難航しており13日が期限ともなっている。双方ともここに来て妥結への悲観的な見方を漏らし始めている。

交渉の行き詰まりの原因の一つは英国やEU加盟国の領海内での双方の漁業権の扱いでの意見対立で、現在の取り決めは来年失効する予定となっている。英国会内では貿易交渉が失敗した場合、英領海内でのフランス漁船による違法操業を防ぐため来年1月1日からの海軍艦船の派遣をジョンソン英首相に求める声もある。

同首相は11日、交渉の成功に対する期待感を表明したが、このシナリオが実現する可能性は一層少なくなっているとも指摘していた。

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