国連、大麻と大麻樹脂を「最も危険な薬物」のリストから除外

国連が大麻と大麻樹脂を「最も危険な薬物」のリストから除外すると発表した/Luke Dray/Getty Images

国連が大麻と大麻樹脂を「最も危険な薬物」のリストから除外すると発表した/Luke Dray/Getty Images

(CNN) 国連麻薬委員会は2日、大麻と大麻樹脂を最も危険な麻薬に分類していたリストから外すことを承認した。これにより、大麻の医療的価値を認めることになる。

大麻と大麻樹脂は1961年の麻薬に関する単一条約で、特に危険な麻薬として「スケジュール4」の等級に分類されていた。これはヘロインやオピオイドなどと同じくらい危険性が高いという位置づけだった。

しかし世界保健機関(WHO)が大麻と大麻樹脂をこの等級から外すことを勧告。国連麻薬委員会は2日の採決で、WHOの勧告を賛成多数で承認した。

スケジュール4の麻薬は「依存性が高く、乱用の危険が大きい」だけでなく、「特に有害性が強く、医療的あるいは治療的価値は極めて限定的」とされている。

国連麻薬委員会が承認したことで、大麻と大麻樹脂はこの分類から外され、医療的価値も認められる。ただし依然として「スケジュール1」の分類に基づく規制対象となる。

今回の等級変更が各国政府の薬物規制に直ちに影響を与えることはなさそうだが、国連の規制を参考にしている国では医療用大麻の合法化に向けた動きが加速する可能性もある。

等級変更は賛成27、反対25で可決された。米国、英国、ドイツ、南アフリカなどが賛成票を投じたのに対し、ブラジル、中国、ロシア、パキスタンなどは反対に回った。

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