ペルー暫定大統領、就任から5日で辞任 抗議デモ受け

国民への演説で辞任を発表するメリノ暫定大統領/Luis Iparraguirre/AP

国民への演説で辞任を発表するメリノ暫定大統領/Luis Iparraguirre/AP

(CNN) 南米ペルーのメリノ暫定大統領は15日、辞任を発表した。就任からわずか5日での退陣となった。ペルーではビスカラ前大統領が罷免(ひめん)されたことを受けて1週間近くにわたって抗議デモが起きていた。

メリノ氏は国民への演説で、平和と団結を呼び掛け、合法的な政権移行を保証するために全力を尽くすなどと語った。

メリノ氏は、ビスカラ氏の罷免を受けて暫定大統領に指名されるまで、国会の議長だった。ビスカラ氏は9日、汚職疑惑を受けて罷免された。ビスカラ氏は疑惑について否定している。

ビスカラ氏の罷免を受けてペルーでは9日から全国規模の抗議デモが起こり、6晩続いていた。14日夜にはデモによって少なくとも2人が死亡し、94人が負傷した。検察当局は死亡事件2件について捜査を開始した。

ビスカラ氏の罷免に抗議するデモ隊=14日、首都リマ/Beto Baron/Getty Images
ビスカラ氏の罷免に抗議するデモ隊=14日、首都リマ/Beto Baron/Getty Images

デモ参加者や野党などはビスカラ氏の罷免について議会によるクーデターだとしてメリノ氏を新しい大統領として認めることを拒否した。メリノ氏の退陣を呼び掛けた人々の中には、リマのムニョス市長や、ノーベル賞受賞者のマリオ・バルガス・リョサ氏らがいた。

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