マクロン仏大統領、「テロには屈しない」と表明 教会襲撃受け

事件現場付近の通りを警備する警察官ら=29日、仏ニース/Valery Hache/AFP/Getty Images

事件現場付近の通りを警備する警察官ら=29日、仏ニース/Valery Hache/AFP/Getty Images

パリ(CNN) フランスのマクロン大統領は30日までに、南部ニースの教会で3人が殺害された事件を受け、「テロには屈しない」と表明した。事件を巡る捜査が続けられている。

刃物による襲撃は29日、ニースにあるノートルダム教会で発生。イスラム教や世俗主義、言論の自由をめぐる緊張が同国で高まる中での事件となった。

対テロ検察によると、被害者3人のうち1人は60歳の女性で、のどを深く切られた状態で教会の入り口で発見された。

教会の聖具室係を務める55歳の男性も、のどに傷を負って死亡した。3人目の44歳の女性は、数回刺された後に教会から逃げだしたものの、近くの飲食店で亡くなった。

犯行は28分間にわたって続いた。現場に到着した警察が容疑者に発砲したが、射殺には至らなかったという。

現場を訪れたマクロン氏は、「フランスが攻撃を受けていることは明らかだ」と指摘。同国はテロ警戒レベルを最高に引き上げたほか、学校や教会などの警備を強化する目的で最大4000人の軍要員を配置する。

容疑者の身元については、フランス警察がブラヒム・アウイサウイ容疑者と特定した。情報機関に知られた人物ではなく、指紋データベースにも情報がなかったという。

イタリア内務省によると、アウイサウイ容疑者はチュニジア国籍。捜査状況を知る情報筋によると、9月にイタリア南部のランペドゥーザ島から欧州に入ったという。

監視カメラの映像には、ニース駅に到着したアウイサウイ容疑者が、午前8時過ぎに服を着替える様子が映っている。その後容疑者は400メートル歩いて現場の教会に向かった。警官4人からなるチームが現場に到着したのは、事件の約30分後だった。

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