アゼルバイジャンとアルメニア、停戦合意を破ったと互いに批判

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ナゴルノカラバフをめぐる暫定停戦合意が危機を迎えている/Aram Kirakosyan/PAN/AP

ナゴルノカラバフをめぐる暫定停戦合意が危機を迎えている/Aram Kirakosyan/PAN/AP

(CNN) アゼルバイジャンのナゴルノカラバフ自治州を巡り10日に発効したアゼルバイジャンとアルメニアの暫定的な停戦合意が危機を迎えている。11日には両国が相手方からの攻撃で犠牲者が出たと主張し、互いを非難した。

アゼルバイジャン当局は11日、同国第2の都市ガンジャがアルメニア側からの攻撃を受け9人が死亡し、そのうち4人は女性だったと発表した。攻撃はナゴルノカラバフ自治州のアルメニア人勢力による可能性が高いとの見方を示した。

一方、アルメニアはアゼルバイジャンの主張を全面否定。同自治州のハドルトでアゼルバイジャン人のグループにより2人が殺害されたと発表した。この主張はアゼルバイジャンが否定している。

ナゴルノカラバフでは最近、砲撃後にロケットのケースも確認されていた=7日/Stringer/Reuters
ナゴルノカラバフでは最近、砲撃後にロケットのケースも確認されていた=7日/Stringer/Reuters

一時停戦はロシアが仲介して発表され、現地時間10日正午に発効した。

ロシア外務省によると、停戦は人道目的で、囚人の交換や犠牲者の遺体の交換が内容となっていた。

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