ロシアのプーチン大統領、「世界初」の新型コロナワクチン承認を発表

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ロシアのプーチン大統領。新型コロナウイルスのワクチンを正式に承認したと発表した/Adam Berry/Getty Images

ロシアのプーチン大統領。新型コロナウイルスのワクチンを正式に承認したと発表した/Adam Berry/Getty Images

(CNN) ロシアのプーチン大統領は11日、同国が世界に先駆けて、新型コロナウイルスのワクチンを正式に承認したと発表した。

ワクチンはモスクワのガマレヤ研究所が開発した。プーチン氏は国営テレビで生放送された閣僚らとの遠隔会議で、必要な審査は完了したと述べた。

同氏は「ワクチンは有効に作用することが分かった。安定した免疫が形成される」としたうえで、「承認は我が国が初めて。今後、諸外国でも開発が進み、国際市場に多くの製品が登場するよう願っている」と語った。

さらに、同氏の娘の1人が試験的に接種を受けたことを明らかにした。1回目の接種後に38度、翌日も37度台の熱が出たものの、「それだけで済んだ」という。2回目も多少の発熱はあったがすでに下がり、元気になっているとされる。

ロシア当局者らが先月、このワクチンについてCNNに語ったところによると、治験の最終段階となる第3相は承認後に実施される予定。これまでの試験結果のデータは未発表で、CNNはロシアが主張する安全性や有効性を確認できていない。

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