コカイン詰めたコーヒー豆、小包から発見 映画に登場のマフィア宛て イタリア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
イタリア警察によると、コーヒー豆は中身がくり抜かれ、コカインが詰めてあった/Guardia di Finanza

イタリア警察によると、コーヒー豆は中身がくり抜かれ、コカインが詰めてあった/Guardia di Finanza

(CNN) イタリア金融警察は、ミラノの空港に到着した小包の中から、中身をくり抜いてコカインを詰めたコーヒー豆が見つかったと発表した。小包の宛先には、ハリウッド映画に登場する架空のマフィアの名前が書かれていた。

発表によると、この小包は南米コロンビアからミラノのマルペンサ空港に到着した。重量は約2キロで、中からコカイン130グラムが見つかった。

税関がこの荷物に目を付けたのは、宛名が映画「ジョン・ウィック:チャプター2」に登場する犯罪組織の幹部、サンティーノ・ダントニオの名と一致していたためだった。

開封して調べたところ、中身をくり抜いてコカインを詰め、暗褐色のテープで封をしたコーヒー豆500個あまりが見つかった。

税関職員が調べたところ、コーヒー豆の中からコカイン130グラムが見つかった/Guardia di Finanza
税関職員が調べたところ、コーヒー豆の中からコカイン130グラムが見つかった/Guardia di Finanza

警察は小包をたどってフィレンツェにたどり着き、市内のたばこ店からこの荷物を回収しようとした50歳のイタリア国籍の男を逮捕した。

この男はコロンビアのメデジンに居住登録しており、過去に麻薬関連の事件で逮捕された前歴があった。

イタリア金融警察は今月初めにも、過激派組織イラク・シリア・イスラム国(ISIS)が製造したとみられる覚醒剤のアンフェタミン14トンを押収したと発表していた。

「イタリア」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]