新型肺炎の発生状況、1月初旬に把握 習近平国家主席

新型コロナウイルスの対策センターを視察した習近平国家主席=2月10日、北京市/Pang Xinglei/Xinhua/AP

新型コロナウイルスの対策センターを視察した習近平国家主席=2月10日、北京市/Pang Xinglei/Xinhua/AP

(CNN) 中国中心に拡散する新型肺炎の問題で、同国の習近平(シーチンピン)国家主席が今年の1月初旬にはコロナウイルスの発生状況を把握していたことが16日までにわかった。

中国共産党誌「求是」が15日に掲載した、習氏が2月3日に行った演説内容で判明した。これによると、習首席は1月7日、新型肺炎の拡大阻止や制御のための対応策を指示していたという。

習氏が新型肺炎の感染の程度や危険性を知った時期は、徹底的な対策の指示を公にした1月下旬とこれまで受けとめられてきた。

今月3日に行った演説内容は、中国の国営メディアがこれまで再三強調してきたように、習主席は個人的な感染対策を指示してきたとの側面も浮かび上がらせている。

ただ、新型肺炎の感染源となった湖北省の当局者が公の場で新型肺炎の危険性を軽視してもいた1月初旬に状況を認識していたことは、習主席も適切な初動対応を打ち出さなかったとの批判にさらされるリスクもある。

演説内容によると、習主席は1月20日には新型肺炎の発生を重視しなければならないとし、全力を挙げての阻止と制御に関する明確な指示を出した。同月22日には急速な感染拡大が進む状況を踏まえ、湖北省に対し住民らの流出をめぐる包括的かつ厳格な統制を明白に要請したとしている。

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