スーダン、バシル前大統領をICCに引き渡しへ

主権評議会はバシル前大統領をICCに引き渡すことを明らかにした/ASHRAF SHAZLY/AFP/Getty Images

主権評議会はバシル前大統領をICCに引き渡すことを明らかにした/ASHRAF SHAZLY/AFP/Getty Images

(CNN) スーダン政権を暫定的に運営する主権評議会は11日、ダルフール紛争をめぐって人道犯罪などに問われているバシル前大統領を国際刑事裁判所(ICC)に引き渡す方針を明らかにした。

前大統領は昨年4月、数カ月に及んだ抗議デモの末に大統領の座を追われた。ICCは在任中の2003~08年に起きたダルフール紛争での人道犯罪5件、戦争犯罪2件とジェノサイド(集団殺害)の罪で、09年3月と10年7月に逮捕状を出していた。ICCが現職の国家元首に逮捕状を出したのは、これが初めてだった。

主権評議会のメンバーは11日、ICCが手配しているスーダン人を全員出廷させると述べ、前大統領もその中に含まれることを匿名の政府高官が確認した。

同高官によると、引き渡しはダルフールの反政府勢力との間で提案された合意案の一部。具体的な日程は決まっていないという。

ICCの報道官はCNNに、バシル前大統領に関する報道については承知し、動向を注視していると語る一方、現時点で正式に確認はできないと述べた。

前大統領は昨年12月、汚職や外貨の不正所持の罪に問われた国内の裁判で禁錮2年の実刑判決を言い渡された。スーダンはこれまで、前大統領の引き渡しには応じないとの立場を示していた。

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