新型ウイルスの患者830人、死者25人に 中国発表

武漢市から離れようと列をなす旅行者たち/Yong Xiong

武漢市から離れようと列をなす旅行者たち/Yong Xiong

(CNN) 中国の衛生当局は24日、湖北省の武漢市から感染が拡大している新型コロナウイルスによる肺炎の死者は25人、患者数は830人に達したと発表した。一方で世界保健機関(WHO)は23日、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」の宣言には時期尚早との判断を下した。

当局の発表によると、同日午前0時までに確認された死者のうち24人は湖北省、1人は河北省の患者だった。

WHOは22~23日に緊急会合を開いた。新型コロナウイルスについての情報収集委員会を率いる専門家、デービッド・ヘイマン氏は23日、人から人への感染が当初考えられていたより容易に起きていると指摘した。

当初は家族間のキスや食器の共有など、極めて濃厚な接触でうつるとみられていたが、患者が目の前でくしゃみやせきをする程度でも感染した例が報告されているという。

感染は世界各地に拡大している。英北部スコットランドでは、感染の疑いがある武漢からの旅行者5人が見つかった。香港とマカオ、さらにベトナムでそれぞれ2人の患者が確認され、シンガポールでは武漢にいた中国人(66)の感染が確認された。サウジアラビアではインド人の看護師が感染したと報じられたが、当局は国内に患者はいないと主張している。

武漢では感染拡大を食い止めるため、23日から空港と鉄道駅が閉鎖され、市内の公共交通機関もストップした。同日午後には主要な幹線道路の封鎖も始まった。公共の場所ではマスクの着用が義務付けられている。

武漢の東約80キロに位置する黄岡市の都心部でも駅が閉鎖されるなど、同様の措置が取られている。

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