香港の混乱続く 学校は休校、警官隊とデモ隊が衝突

香港デモ、交通網も一部まひ

香港(CNN) 5カ月にわたって反政府デモが続く香港では、12日も大学キャンパスでデモ隊と警官隊が衝突するなどの混乱が相次いだ。一部の大学や学校は休校となり、警官隊は午前8時ごろから路上で催涙ガスを噴射した。

同日正午ごろには、オフィスワーカーや黒服の集団など数千人が、金融街の中環(セントラル)で主要道をふさいで交通を妨害。午後には警察が何度も催涙ガスを噴射して、10人あまりを拘束した。

香港の新界にある香港中文大学では同日午前、デモ隊がバリケードを築いて弓矢を積み上げた。午後になると警官隊との衝突が激化、催涙ガスを噴射する警官隊に対し、デモ隊が火炎瓶を投げつけて、無人の車1台が炎上した。

警察が12日午後に行った記者会見によると、香港理工大学では覆面集団が歩道橋かられんがを投げ落とした。香港大学付近の歩道橋でも、「暴徒」が下の道路に向けて椅子や三角コーンを投げ落としたという。

警察広報は、香港社会が「完全崩壊する寸前」にあるとの認識を示し、「暴力の行使によって、いわゆる理想を達成できると今も思っているのなら、どうか目を覚ましてほしい」「もしも暴徒と縁を切ることを拒み、まだ暴徒を守る口実を探しているのであれば、あなたも共犯者だ」と強調した。

香港では11日、21歳の男性が警察に至近距離から撃たれたり、デモ隊に罵声(ばせい)を浴びせた男性が体に火を付けられたりするなどの事件が発生。警察によると、火炎瓶を投げたり、放火したり、バリケードを築いて交通を妨害するなどして、11日だけで学生187人を含む287人が逮捕された。

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]