12時間で3億5千万本超の植樹、エチオピアで世界記録

エチオピア首相府が公表した写真/Ethiopian Prime Minister's Office

エチオピア首相府が公表した写真/Ethiopian Prime Minister's Office

(CNN) 東アフリカのエチオピアで29日、国民が参加して全土で植樹キャンペーンが行われ、12時間で3億5300万本以上の苗木が植えられた。当局者は世界記録を達成したと見ている。

この日の植樹運動は、エチオピアのアビー・アハメド首相が主導する森林再生キャンペーン「グリーン・レガシー」の一環として行われ、全土で数百万人が参加した。アビー首相は、開始から6時間でおよそ1億5000万本が植樹されたとツイートしていた。

12時間が経過した時点でアビー首相は、グリーン・レガシーの目標が達成されただけでなく、それを上回る成果があったと発表。同国の革新技術相によると、植樹された苗木の総数は3億5363万3660本に達した。

この日のキャンペーンは、1日で2億本の植樹を目標としていた。植樹の世界記録は、インドが2017年にボランティア約150万人を動員して12時間で植えた6600万本がこれまでの最高だった。

アビー首相は5月の時点で、5月~10月の雨季の間に40億本を植樹するという目標を掲げていた。

東アフリカの森林再生に取り組む団体ファーム・アフリカによると、エチオピアの国土に森林が占める割合は4%に満たず、19世紀末の約30%から激減している。

エチオピアは気候変動の影響も大きく、土地の劣化や土壌侵食、森林伐採、干ばつ、洪水などに見舞われている。国民の80%は農業で生計を立てている。

2017年にはアフリカの森林再生プロジェクトの一環として、エチオピアなどアフリカの20カ国以上が1億ヘクタールの土地を再生するという目標を打ち出していた。

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