ジンバブエ、ゾウ98頭を中国とドバイに輸出 収益3億円は保護対策に

ワンゲ国立公園のゾウ。ジンバブエは中国とドバイにゾウ98頭を輸出し、約3億円の収入を得ていた/MARTIN BUREAU/AFP/AFP/Getty Images

ワンゲ国立公園のゾウ。ジンバブエは中国とドバイにゾウ98頭を輸出し、約3億円の収入を得ていた/MARTIN BUREAU/AFP/AFP/Getty Images

ジンバブエ・ハラレ(CNN) アフリカ南部ジンバブエの公園野生生物管理局は15日までに、ゾウ90頭あまりを中国とドバイに輸出して、2018年までの6年間で270万ドル(現在のレートで約3億円)の収益を得ていたことを明らかにした。ゾウの輸出によって得た利益は保護対策の資金に充てるとしている。

ジンバブエの国立公園ではゾウが増えすぎて個体数のコントロールに苦慮しているといい、「資源の持続可能な活用のためには、ゾウたちに維持費用を負担してもらわなければならない」と同局の広報は説明する。

公園の河川は水位が低下したため、代替の水源からゾウに与える水を確保していると広報は述べ、「ほとんどの公園ではボーリング孔の水を使っている状況で、そのために大量の資源を必要としている。干ばつが起きた時のコストにも苦慮している」と話した。

地元メディアが観光相の話として伝えたところによれば、同国に現在生息するゾウ8万5000頭のうち、対応できるのは5万5000頭にとどまる。

98頭のゾウは2012~18年にかけて輸出され、中国とドバイの公園に空輸された。1頭当たりの値段は1万3500~4万1500ドルだった。

観光相は地元メディアに対し、3億ドル相当の象牙輸出に道を開くため、ワシントン条約(CITES)で定められた象牙取引の禁止解除を求めていると説明した。

ジンバブエのほか、ボツワナとナミビア、ザンビアなども象牙取引の禁止解除を求めている。

地元住民や農家からは、ゾウに農地や作物を荒らされたという苦情も出ている。

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