アルジェリア大統領、5選出馬を表明 反対派が大規模デモ

デモで国旗を掲げてスローガンを連呼する人々=1日/RYAD KRAMDI/AFP/Getty Images

デモで国旗を掲げてスローガンを連呼する人々=1日/RYAD KRAMDI/AFP/Getty Images

アルジェリア・アルジェ(CNN) アルジェリアのブーテフリカ大統領(82)が3日、来月予定される大統領選に5選を目指して出馬すると正式に表明した。

選対責任者が国営テレビを通して発表した。5選を果たしたうえで憲法修正の検討に向けた協議会を設け、前倒し選挙の時期を決めるとしている。この選挙には立候補しない意向だという。

ブーテフリカ氏は1999年に大統領就任。2013年に脳卒中で倒れた後は公の場にほとんど姿を見せていない。すでに職務遂行能力をほぼ失い、軍や文民の指導者らに統治を任せてきたとの見方が強い。

事前に5選出馬の意向が伝えられたのに対し、先週末には62年の独立以来とされる大規模な抗議デモが起きていた。反対派は選挙の中止や政権再編を求めている。

保健当局によると、1日のデモでは少なくとも1人が死亡、183人が負傷した。ソーシャルメディアには、デモ隊が今週ブーテフリカ氏の絵に火を付け、口笛や歓声がわき起こる場面の動画が流れた。

3日には首都アルジェの政府機関周辺で厳戒態勢が敷かれるなか、数千人の大学生らが「政権打倒」「5選反対」などを叫んで行進した。旧宗主国フランスのパリやマルセイユでも連帯を示すデモが行われた。

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