アフガン和平協議、ドーハで再開 タリバーン共同創始者が出席

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アフガン和平協議がカタールの首都ドーハで再開した/Andrew Renneisen/Getty Images Europe/Getty Images

アフガン和平協議がカタールの首都ドーハで再開した/Andrew Renneisen/Getty Images Europe/Getty Images

(CNN) アフガニスタンの反政府武装勢力タリバーンと米国との和平協議が25日にカタールの首都ドーハで再開され、米政府のアフガニスタン和平担当特別代表ザルメイ・ハリルザド氏が、タリバーン創始者の1人で同組織ナンバー2のムラー・バラダール氏と初めて顔を合わせた。

ハリルザド氏はツイッターで、「ムラー・バラダール氏のチームとの昼食会を終えた。我々が会ったのは初めてだった。今から協議に移る」と伝えた。

1月に行われた前回の協議では、アフガニスタンの紛争終結に向けた枠組みについて、双方の代表団が基本合意していた。

ハリルザド氏はドーハに到着した時点で、「もっと高い権限を持ったタリバーン代表」に会う予定だと述べ、「重大な瞬間になるかもしれない」としていた。

タリバーン報道官によると、今回の協議では「占領の終結とテロリズムの問題」が議題になった。

米国が介入するアフガニスタンの衝突は17年に及び、米国人は2400人以上が死亡、米政府は多額を費やしてきた。

アフガニスタンのガニ大統領は1月にスイスのダボスで開かれた世界経済フォーラム年次総会で、2014年以来、4万5000人を超すアフガニスタンの治安要員が「尊い犠牲を払ってきた」と語っていた。

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