インドネシア機墜落、ボイスレコーダーの信号途絶える

ジャカルタ(CNN) インドネシアのライオン・エアーJT610便(ボーイング737型機)が海上に墜落した事故で、同国の捜索救助当局は4日、操縦室の音声を記録したボイスレコーダーからの信号が途絶えたことを明らかにした。

同機は10月29日に首都ジャカルタ沖で墜落し、搭乗していた189人全員が死亡した。ボイスレコーダーなどのブラックボックスは原因究明の手掛かりとなるもので、ダイバーらが現場の海上で捜索作業を続けている。

捜索救助当局者は4日の記者会見で、海底に沈んだコックピットボイスレコーダー(CVR)からの信号は3日には傍受できていたが、4日には傍受できなくなったと説明。信号は、1日にフライトデータレコーダーが発見された場所から約50メートルの地点で検出され、その場所を調べたが、何も発見できなかったと語った。

フライトデータレコーダーのこれまでの解析では、610便の飛行回数が最後の飛行を含めて19回だったことが分かったという。解析作業は4カ国のブラックボックス専門家6人が進めており、引き続き同機が墜落した経緯の解明に当たる。

捜索活動は7日まで延長して行う方針で、犠牲者の遺体の回収やCVRの捜索を継続する。

ボーイング737型機は、今も世界中の航空会社が数千機を運航している。そうした機体にも影響があるかどうかを判断するためにも、CVRの回収は欠かせない。

これまでに回収された遺体は少なくとも65袋に収められている。ひとつの袋に複数の遺体が入っている場合もある。捜査当局はDNA鑑定を行って犠牲者の身元の確認を進める方針。2日の時点で女性1人の身元が指紋を通じて確認されていた。

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