トルコ裁判所、拘束のアムネスティ幹部の釈放命令

昨年10月に行われた人権擁護活動家11人に対する裁判に抗議する人々

昨年10月に行われた人権擁護活動家11人に対する裁判に抗議する人々

(CNN) トルコ・イスタンブールの裁判所は2月1日までに、武装テロ組織への幇助(ほうじょ)容疑の罪に問われ、約8カ月間拘禁されていた国際人権組織「アムネスティ・インターナショナル」のトルコ支部の理事長を条件付きで釈放することを命じた。

タネル・クルチュ理事長の他、イディル・エセル事務局長を含めた人権擁護活動家の10人は昨年10月の裁判後、拘束されていた。一部はその後、釈放されていた。

アムネスティによると、理事長を含め11人に対するテロ関連容疑での裁判は続行されるとしている。有罪が確定すれば最大で禁錮15年の刑が下される可能性があるとした。

11人はトルコ政府がテロ組織と断じる「クルディスタン労働者党」(PKK)に対する幇助の罪に問われた。また、2016年に起きた軍クーデター未遂事件の首謀者とする在米のイスラム教指導者ギュレン師の支持者とも位置付けられていた。同師は容疑を否定している。

アムネスティは11人に対する全ての起訴取り下げのため闘い続けると言明。11人全員がトルコ政府の取り締まりで捕まった無実の被害者と主張した。根拠もない拘禁はトルコ内の批判を封じ込めるための措置と批判し、それだけ人権の重要性を浮き彫りにする結果になったと強調した。

トルコ政府はクーデター未遂事件後、クーデター勢力の同調者としてメディア関係者、活動家や野党政治家数万人規模の摘発に踏み切っていた。

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