UAE、カタールを非難 戦闘機が旅客機を妨害

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バーレーン外務省によれば、進路妨害を受けた旅客機のうちの1機はエミレーツ航空機だったという

バーレーン外務省によれば、進路妨害を受けた旅客機のうちの1機はエミレーツ航空機だったという

(CNN) アラブ首長国連邦(UAE)は15日、カタール軍の戦闘機がUAEの旅客機2機の進路を妨害したと非難した。カタール側は妨害行為を否定している。

UAEの航空当局が国営通信社を通して述べたところによると、旅客機は必要な許可を得てバーレーンに向かっていた。同当局はカタールによる妨害を、民間航空の安全に対する悪質で重大な脅威であり、国際法違反だと非難した。

一方、カタール外務省の報道官はツイッターで「全くのうそだ」と反論した。

バーレーン外務省によると、旅客機のうち一方はエミレーツ航空機だった。航空機追跡サイトによると、同機は予定時刻より1時間遅く出発し、15日午前に約1時間遅れてバーレーンに到着した。もう1機の航空会社やバーレーン到着時刻などは明らかでない。

同省は声明で、カタールが最近、民間航空機への敵対的行為を強め、民間人に脅威を及ぼしていると批判した。

カタールは数日前、UAE軍機に領空を侵犯されていると国連安全保障理事会に訴え、重大な国際法違反を主張したばかり。UAE側は事実に反すると批判していた。

UAEとサウジアラビア、バーレーンなどの湾岸、アラブ諸国は昨年、カタールがテロを支援し、イランに接近しているなどとして同国との断交を発表した。

14日にはカタール王族の1人がツイッターに、UAEで拘束されているとする動画を投稿したが、UAEは拘束を否定した。

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