イラク・シリアのISIS残存勢力は3千人 有志連合分析

有志連合の空爆によって破壊されたシリア・ラッカの橋=7月

有志連合の空爆によって破壊されたシリア・ラッカの橋=7月

(CNN) イラクやシリアで続く過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の掃討作戦で米軍主導の有志連合などは17日までに、両国に残存するISIS戦闘員は約3000人との分析結果を明らかにした。

ISISの支配地縮小はここに来て著しく、イラク政府などはISISからの全土解放を宣言してもいる。

ただ、ISIS残存勢力の一掃は続けられており、2人の米軍当局者によるとシリア・アトタンフにある有志連合の戦略的な基地近くで12日、ISIS戦闘員が紛れ込んだ約10両の車列を阻止した際、激しい交戦が発生。

米軍当局者は殺害したのは21人で、中東系の外国人戦闘員を含む17人を捕捉(ほそく)したと述べた。CNNの取材に、今回の戦闘は同基地周囲に55キロにわたって設けられた「非交戦地域」の北側で発生したと説明。同地域は有志連合とアサド政権を後押しするロシア軍が合意した緩衝地帯となっている。

有志連合は15日の声明で、アトタンフ近くにあるISIS拠点に対し13、14両日、6波の空爆を実行したと発表。空爆の標的はいずれも非交戦地域外だった。米軍当局者によると、12日の戦闘が起きた原因となった車列は表向きはロシア軍とアサド政権軍の管轄地帯を移動していたという。

有志連合の声明は、ISIS戦闘員はシリア政権軍の支配地を自由に動き回っていると指摘。同軍支配地を通ってユーフラテス川の中間部低地から逃れようとしたISISの車列の発見は1カ月に満たない期間で2度目とした。

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