エジプトのモスク襲撃 死者305人に、ISISが関与か

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襲撃を受けたモスクに集まった人々

襲撃を受けたモスクに集まった人々

(CNN) エジプトのシナイ半島北部で24日、イスラム神秘主義スーフィズムのモスク(礼拝所)が襲撃されたテロによる死者は、25日までに300人を超えた。

エジプト検察が25日、国営ナイルTVで発表したところによると、死者は計305人に上り、このうち27人が子どもだった。さらに128人が負傷した。

検察の発表によると、機関銃で武装した犯行集団がSUV(スポーツ用多目的車)5台でモスクに乗り付け、建物の前と入り口に陣取った。

実行犯らは長髪に長いひげで軍服を着ていた。少なくとも1人が過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の旗を持っていた。

現場で負傷した男性が25日、匿名でCNNに語ったところによると、実行犯らは犯行後、全員が死亡したことを確認するためにモスク内を見回っていたという。

エジプト軍の報道官は25日、モスク襲撃を受けて空軍がテロ集団を追跡、発見し、数台の車両を破壊して乗っていたメンバー全員を殺害したと発表。さらに武器や弾薬が保管されていた数カ所の拠点も空爆したと述べた。

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