シリア上空でロ軍機撃墜を強く懸念、危険飛行増え 米軍

トランプ米大統領(右)とプーチン・ロシア大統領

トランプ米大統領(右)とプーチン・ロシア大統領

(CNN) シリアで過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の掃討作戦に従事する米空軍当局者は10日までに、シリア上空でのロシア軍機による危険な飛行が増え、米軍機などへの脅威となった場合、撃墜に踏み切る事態への懸念を深めていることを明らかにした。

米中央軍空軍の報道担当者は、最大の危惧はロシア軍機の行動が米軍や米軍主導の有志連合軍の空軍、地上兵力に対する脅威と見なされ、撃墜の措置を迫られることだと主張。

今年11月下旬にはユーフラテス川東方の米軍の管轄空域にロシア、シリア両軍機が入り込む事例が1日当たり6~8件起きたと指摘。最近の1週間こそ件数は若干減ったものの、空中での遭遇の頻度は依然懸念事項になっていると説明した。

有志連合とロシア軍の間に設けられたホットラインの利用もそれだけ増えているとみられる。ただ、連絡の際の合意事項が空中では必ずしも守られていないという。ロシア、シリア両軍機のこれらの行動は米国とロシアが不測の事態を回避するために合意した取り決めの違反と非難している。

同報道担当者によると、不安を抱かせるような空中での遭遇の大半はシリアのマヤディン町とイラク国境の間に位置する同川の低地上空で発生。この場所では米国が支援するシリア民主軍のISIS掃討が続いている。

米ロ間ではISIS掃討に当たり有志連合がユーフラテス川の東側を、ロシアとシリア両国軍が西側をそれぞれの軍用機の作戦行動範囲とする合意が成立している。ただ、ロシア国防省は最近、同国軍の爆撃機による東側での作戦が増えていることを明らかにしていた。

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