メキシコ地震、死者216人に 救出作業続く

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メキシコ中部でM7.1の地震

(CNN) メキシコ中部で19日に発生した地震で、生存者の捜索が続くなか、当局によれば、死者の数は少なくとも216人に達した。メキシコ市やその周辺を襲った地震では、崩壊した建物の下に多くの人々が取り残されている。当局はこれより前、最大で248人が死亡したと発表していたが、この数字を修正した。

メキシコ市や中部プエブラ州などで死者が出ている。

米地質調査所(USGS)によれば、地震のマグニチュード(M)は7.1で、震源はプエブラ市の南南西約55キロ。

ペニャニエト大統領によれば、地震のために崩壊したメキシコ市の小学校のがれきの中から22人の遺体が発見された。19日夜の時点で少なくとも30人の子どもたちが行方不明になっているという。

ペニャニエト大統領は地震後、最初の市民への呼びかけで、「我々は新しい国家の非常事態に直面している」と述べていた。

数十棟の建物が崩壊し、兵士や救助隊、市民ら数千人が一緒になって、積みあがったがれきをかき分けるために働いている。

バケツ一杯のがれきを運ぶものがいれば、助け出された人の名前を呼ぶ人たちもいる。時々、がれきの下からやってくる声を聴こうと、救助隊員が音をたてないよう求めることもあった。

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