スーチー氏、ロヒンギャ問題で演説 「全ての声を聞くべき」

2017.09.19 Tue posted at 17:51 JST

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(CNN) ミャンマー西部ラカイン州で軍の掃討作戦から逃れた少数派のイスラム教徒、ロヒンギャの約40万人が難民化している問題で、事実上の政権トップ、アウンサンスーチー国家顧問が19日、首都ネピドーで演説した。

会場には政府当局者や軍幹部らが集まり、演説は国民向けにテレビで生中継された。スーチー氏は冒頭で、ミャンマーの民主主義は生まれてから日が浅く、まだもろい状態だと強調した。

ロヒンギャ問題が国連に「民族浄化の典型例」と非難されてから、スーチー氏がラカイン州の現状に直接言及したのは初めて。

「さまざまな主張と反論があり、その全てに耳を傾けなければならない。行動を起こす前に、こうした主張が確固とした証拠に基づいていることを確認する必要がある」と強調した。

また「住民の大量流出がどうして起きているのかを知りたい。逃げ出した人々にもとどまった人々にも話を聞きたい」と語った。

ただしロヒンギャという言葉を口にしたのは、8月末に連続襲撃事件を起こし、軍による「テロ掃討作戦」のきっかけを作った「ロヒンギャ救世軍」(ARSA)について語った時だけ。そのほかはイスラム教徒やイスラム教徒のグループといったより幅の広い単語を選択した。

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