ダリの遺体掘り起こし、スペイン裁判所が命令 父子確認で

2017.06.27 Tue posted at 09:29 JST

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(CNN) シュールレアリスム(超現実主義)絵画で知られるスペインの巨匠、サルバドール・ダリの娘だと主張する女性が父子関係の確認を求めて起こしていた裁判で、マドリードの裁判所は26日、DNA鑑定のためにダリの遺体を掘り起こすよう命じた。

原告のピラル・アベル・マルティネスさんは同国北東部ジローナ県フィゲラスで1956年に生まれた。自分はダリと婚外関係にあったメードとダリの間に生まれた子どもだと主張している。

裁判所の発表によると、遺体を掘り起こすのは、ダリがマルティネスさんの生物学的な父かどうかを確認するための検体を採取することが目的。それ以外にDNAを鑑定する方法がないことから、掘り起こしを命じたとしている。

これに対してサルバドール・ダリ財団は、遺体の掘り起こしを阻止するために上訴する意向を表明した。

マルティネスさんによると、マルティネスさんの母親はスペイン北東部のフランスとの国境に近い町でメードとして働いていた時にダリと交際していたが、2人の関係はずっと秘密にしていたという。

ダリは1904年にフィゲラスで生まれ、同地で1989年に死去した。妻のガラとの間に子どもはいなかった。ガラも1982年に死去している。

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