北朝鮮、弾道ミサイル発射 500キロ飛行
(CNN) 北朝鮮は21日、同国・北倉(プクチャン)から弾道ミサイルを発射した。韓国軍合同参謀本部が明らかにした。韓国当局によれば、ミサイルは東方へ約500キロ飛行した。ミサイルは日本海に落下したとみられる。
韓国軍は声明で、北朝鮮を注視し、対応する準備を整えていると述べた。
ホワイトハウス当局者によれば、飛翔体は中距離弾道ミサイルで2月に発射されたものと同じとみられる。
北朝鮮によるミサイル発射は、文在寅(ムンジェイン)氏が新しく韓国大統領に就任してから2回目。文氏は朝鮮半島の非核化に向けて北朝鮮との対話姿勢を見せている。
北朝鮮は今月14日に新型ミサイルの発射実験を行っていた。北朝鮮は14日のミサイル発射について、新型地対地弾道ミサイル「火星12型」の発射実験を実施し、大型核弾頭を搭載できる能力を実証したと伝えていた。