メキシコ東部で250人以上の頭蓋骨発見 麻薬組織絡みの殺人か

2017.03.15 Wed posted at 19:07 JST

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(CNN) メキシコ東部ベラクルス州でこのほど、250人以上の頭蓋骨が埋められている場所が見つかった。当局は、同国で見つかった集団墓地として過去最大の可能性があると指摘し、麻薬組織絡みの犯罪に巻き込まれた犠牲者の遺骨との見方を示している。

同国東部の沿岸部では近年、麻薬組織の活動が目立ち、抗争も続発。麻薬組織が関与したとみられる失踪事件が相次いでいる。

ベラクルス州の検事総長がCNN系列局に語ったところによると、現場一帯はこうした組織の集団墓地になっていた可能性がある。

検事総長は「州全体が大きな集団墓地のようだ」と話している。

発見された時期は明らかにされていないが、遺骨の一部は行方不明者の母親らからなる団体の支援で見つかった。この団体は2年以上、愛する家族の行方を探していた。

団体のメンバーの一人、マルサ・ゴンザレスさんはついに終幕を迎えるとの思いを吐露した。ゴンザレスさんの息子は警察官で、2013年に5人の同僚とともに姿を消していた。

「警察は遺骨を渡してくれるだけ。でも、少なくとも私はこれを手元に置ける。雨にぬれない場所に安置できる。花を手向けることもできる」「彼らが本当にそこにいて、永眠していることを知ることができる」

遺骨の身元特定は行方不明者の頭蓋骨のデータと照合して進められているが、プロセスが複雑で進みは遅い。

ベラクルス州では2012年、運河からジャーナリスト3人を含む4人の切断遺体が見つかった。今月も州内にある観光地の近くで11人の遺体が発見されていた。

政府は今月、同州で続発する暴力に対処するため、連邦警察を送り込むとの方針を発表したばかりだ。

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