英女性が訴えた強姦被害、ドバイ当局は「合意の上」と断定

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ドバイ当局は「合意の上」と断定して捜査を打ち切った

ドバイ当局は「合意の上」と断定して捜査を打ち切った

アブダビ(CNN) アラブ首長国連邦(UAE)ドバイで英国人女性が集団強姦の被害を届け出た事件について、ドバイ当局は23日までに、「合意の上の性行為だった」と断定し、捜査打ち切りを宣言した。

ドバイ当局の広報担当者は22日、強姦が疑われた英国人男性2人とこの女性にパスポートを返す手続きを進めていることを明らかにし、3人とも自由に出国できると述べた。

女性は配偶者以外の相手と性交渉をした容疑で逮捕され、パスポートを没収されていたが、この容疑がどのような扱いになるかは明らかでない。

広報担当者が検察の話として語ったところによると、3人の供述やドバイ警察の捜査報告を詳しく検討した結果、全員が合意した上での性行為だったことが判明した。1人が携帯電話で撮影していた動画が裏付けになったという。

この事件をめぐっては、英国で法律相談に応じている支援団体が「ドバイでは強姦の被害者が反対に処罰されてしまうのが現状だ」として抗議の声を上げていた。

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