女性初の「J10」パイロット、訓練中に事故死 中国軍

戦闘機「J10」のパイロットだった余旭氏=CCTV

戦闘機「J10」のパイロットだった余旭氏=CCTV

(CNN) 中国軍の戦闘機に搭乗する女性初のパイロットの1人が、このほど曲芸飛行の訓練中の事故で死亡していたことが分かった。国営メディアが14日までに報じた。

事故は12日、河北省にある施設で戦闘機「J10(殲10)」を使った訓練中に起きた。中国軍は詳細を伝えていないが、国営メディアは軍関係者と目撃者の証言から、パイロットの余旭氏(30)が戦闘機から緊急脱出したと説明している。

緊急脱出の理由は不明。脱出後、別の戦闘機の翼に当たったため死亡したという。同乗していた男性パイロットも緊急脱出したが、こちらは無事だった。別の戦闘機は安全に着陸した。

余氏は、2005年に中国空軍に入隊。09年に戦闘機のパイロットとなり、12年にはJ10での単独飛行を行った。同機への搭乗資格を認められた女性パイロットは同氏を含め4人。

余氏の所属する曲芸飛行チームは4日、珠海市で開かれた中国国際航空宇宙博覧会でパフォーマンスを披露していた。ソーシャルメディア上では余氏について「最も誇り高い女性パイロット。その死は国にとっての大きな損失だ」と称えるコメントが寄せられる一方、「事故の原因が知りたい。機体の不具合か、訓練不足か?」と責任の所在に関する疑問の声も上がった。

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