韓国、米迎撃ミサイルを南部・星州郡に配備

2016.07.13 Wed posted at 16:27 JST

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ソウル(CNN) 韓国政府は13日、米軍の高高度迎撃ミサイルシステム「THAAD(サード)」を同国南部・慶尚北道の星州(ソンジュ)郡に配備すると発表した。

韓国国防省の柳済昇(リュジェスン)国防政策室長が声明を出し、この場所に配備することによってTHAADの軍事的有効性を最大化し、住民の安全を確保できると述べた。

柳氏はまた、国土全体の半分から3分の2を北朝鮮の核とミサイルの脅威から守ることができ、原子力発電所や石油備蓄施設など重要な国家基盤を防衛するための軍事力と即応態勢が劇的に強化されると説明した。

韓国へのTHAAD配備は、米韓両国が先週発表。これに対して北朝鮮が強い反発を示し、「物理的措置」を講じて対抗すると威嚇していた。

THAADは高高度で短、中距離弾道ミサイルを迎撃することができ、米軍では何年も前から使われている。配備には中国とロシアも強い懸念を示してきたが、韓国は「純粋な防衛目的」であり、北朝鮮による核やミサイルの脅威だけが対象だと繰り返し主張している。

韓国の朴槿恵(パククネ)大統領は11日、北朝鮮の脅威は国民の「命にかかわる問題」だと述べる一方、「我々には北朝鮮以外の第三国に対してTHAADを使ったり、安全保障上の利益を侵害したりする理由がない」と強調していた。

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