ダッカ襲撃事件、国内の武装勢力が関与か

2016.07.04 Mon posted at 12:03 JST

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バングラデシュ・ダッカ(CNN) バングラデシュの首都ダッカでレストランが襲撃され人質20人と警官2人が死亡したテロ事件で、ハシナ首相は全土で3日から2日間の服喪を宣言した。

この事件では過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が犯行声明を出している。しかしバングラデシュ当局は、実行犯は国内の武装勢力だったとの見方を示し、「ジャマトゥル・ムジャヒディン・バングラデシュ」(JMB)と呼ばれる組織が関与したと見ていることを明らかにした。

事件はラマダン(断食月)中の1日から2日にかけ、各国の大使館が並ぶ地域のレストランで発生。銃や爆弾を持った集団が1日夕に同店を襲撃し、店内にいた約30人を人質に取った。2日未明に治安部隊が突入し、11時間にわたった立てこもりを終息させたが、店内から人質20人が遺体で見つかった。

当局の発表によると、死亡したのはイタリア人、日本人、インド人、バングラデシュ人、米国人だった。

実行犯は6人が死亡、1人が拘束された。全員がバングラデシュ国籍を持ち、5人は警察が過去に逮捕を試みていた。生き残った1人は3日の時点で入院中で、治安部隊の突入で負ったけがのため、まだ取り調べはできていないという。

店内にいた一部の客や従業員は脱出して無事だった。従業員の男性は、銃を持った男6~8人が店に入って来たのを見て逃げたと証言。地元テレビの取材に対し、「客は全員が椅子やテーブルの下に伏せていた。私たち(従業員)はできる限り安全な逃げ道を探し、屋上や安全な場所に避難した」と語った。

間もなく襲撃犯が爆弾を投げ始めたため、この男性らは屋上から飛び降りたという。

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