イランが拘束の米乗組員、間もなく解放か ナビの故障が判明

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システムの故障でイラン領海に侵入か

システムの故障でイラン領海に侵入か

ワシントン(CNN) ペルシャ湾を航行していた米国の船舶2隻がイランに拿捕(だほ)された件で、イランの精鋭軍事組織、革命防衛隊(IRGC)の広報担当は、乗組員らが間もなく解放される可能性が高いとの見通しを明らかにした。イラン国営プレステレビが伝えた。

ナビゲーションシステムの故障により意図せずにイラン領海に侵入したことを示唆する証拠が見つかったためだという。

イランの国営メディアはこれより前に、拘束した乗組員10人が尋問を受けていると伝えていた。IRGC海軍のアリ・ファダビ司令官は、地元メディアに対し、適切な指示を受ければ直ちに乗組員は解放されると語っていた。

イランの地元メディアはイラン海軍幹部の話として、外相が米国に対し、米船舶がイラン領海に「侵入」したことについて謝罪を求めたと伝えた。

米軍当局者によれば、乗組員は船舶2隻がイラン領海に入った後に拘束されたという。

米政権高官がCNNに語ったところによると、船舶はクウェートからバーレーンへ向かっていた。交信が途絶えたのはイラン領のファルシ島付近。意図的にイラン領海へ入ったのかどうかは明らかでない。国防当局高官によると、どちらの船からも救難信号は送られていなかった。

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