米空軍機、朝鮮半島上空の放射性物質調査へ

北朝鮮の水爆実験実施の発表を受け、放射性物質の検知に米軍専用機の出動も

北朝鮮の水爆実験実施の発表を受け、放射性物質の検知に米軍専用機の出動も

(CNN) 北朝鮮が水爆実験を実施したと発表したことを受け、米空軍が放射性物質を検出できる軍用機を近く朝鮮半島上空に出動させる可能性があることを当局者が明らかにした。大気中の放射性物質を調べて北朝鮮の発表の真偽確認に役立てる。

6日の時点でホワイトハウスのアーネスト報道官は、「これまでの分析結果は北朝鮮の主張とは一致していない」と述べ、懐疑的な見方を示していた。

米当局者によれば、何らかの核実験が行われたとすれば大気中に証拠となる物質が放出されるはずであり、大気を収集して分析することで実験の内容を検証できる。

使われるのはボーイング製の軍用機「WC―135W」(コンスタントフェニックス)。機体に装着した装置でフィルターを通して大気中の放射性物質を収集する。ネブラスカ州のオファット空軍基地には2機のWC―135Wが配備されている。

また、米軍の地上基地でも大気を収集して北朝鮮の主張について検証する予定だという。

コンスタントフェニックス計画は1947年に始まった。当時はB―29爆撃機を改造したWB―29を使って、旧ソ連による核実験の兆候をとらえることを目的としていたという。WB―29の後継として1950年にWB―50が導入され、65年に現在のWC―135が配備された。

放射性物質を検出できる航空機は、核兵器開発に関する条約などの履行状況を監視する目的で使われているほか、86年に起きたチェルノブイリ原発事故の影響調査にも使われた。

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