中国、一人っ子政策に終止符 高齢化受け「2人目」容認

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今後の中国経済にとって、高齢化は深刻な課題になるとみられている

今後の中国経済にとって、高齢化は深刻な課題になるとみられている

中国政府は昨年1月、両親のいずれかが一人っ子の場合には2人目の子どもを持つことを認める「規制緩和」を行っていた。だが今年1月に公表された調査によれば、2人目を望む人々の数は予想を下回っている。

中国政府によれば、同国は15年後には60歳以上の人口が4億人を超え、世界で最も多くの高齢者を抱える国となる。

専門家によれば、高齢化は医療や社会福祉を圧迫し、世界第2の経済大国となった中国は今後、成長を維持するのが難しくなるという。

人口問題に詳しい復旦大学(上海)のワン・フェン教授は「一人っ子政策はのちに、中国近代史におけるまぎれもない失政の一つに数えられることだろう」と指摘した。

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