エルトン・ジョン、LGBTについてプーチン氏と電話会談? ロシア側は否定

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プーチン大統領。ロシア側は「会話はなかった」としている

プーチン大統領。ロシア側は「会話はなかった」としている

ジョンさんは同性愛者の権利をめぐる積極的な発言で知られる。先週末には英BBCテレビとのインタビューで、ロシアで同性愛者が受けている扱いをめぐり、プーチン大統領にぜひ面会したいと提案。「実現性は低いかもしれないが、試みることはできる」と語っていた。

大統領と会って何を言いたいかという質問には、「同性愛者を孤立させたり偏見を持ったりすることなく、受け入れてほしい」と答えた。

ロシアでは2013年、未成年者の前で同性愛者の権利や関係について話すなどの「宣伝行為」を禁止する法律が成立した。国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは昨年12月の報告書で、同国政府が同性愛者への暴力を防止し、刑事責任を問う義務を果たしていないと指摘している。

ペスコフ報道官が15日に語ったところによると、プーチン大統領は「いかなる人権問題についても、常に実情を説明する用意がある」という。ただ近い将来、ジョンさんに面と向かって説明する場が設けられるかどうかは不明だ。

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