WHO、セネガルのエボラ熱終息を宣言 対策も評価

エボラ熱終息が宣言されたセネガルだが、隣国ギニアでは感染が続き今後も警戒が必要

エボラ熱終息が宣言されたセネガルだが、隣国ギニアでは感染が続き今後も警戒が必要

(CNN) 西アフリカ諸国で猛威を振るうエボラ出血熱の問題で世界保健機関(WHO)は17日、同地域にあるセネガルでエボラ熱流行の終息を宣言した。同国の感染防止の努力も評価した。

セネガルでこれまで判明した感染例は、国境を接するギニアで患者に接触し、陸路でセネガルに入国した男性1人のみとなっている。同国は事後措置として、男性と密接な接触がわかった74人を割り出し、経過観察の対象に置いていた。

男性はその後、回復し9月5日の検査では陰性となり、ギニアへの帰国が許されていた。これ以降の42日間、セネガルでは感染例が判明していない。42日間はエボラ熱の最大潜伏期間の2倍に相当し、WHOが終息を宣言する大きな根拠となった。

WHOの声明によると、同国は疑い例が発覚した場合、迅速な検査を遂行すると共に、国境沿いの入国審査施設で警戒態勢も強化した。男性の発症がわかった後、WHOは同国に疫学の専門家チームを派遣し、現地の保健衛生当局者らの支援に当たらせてもいた。

WHOはセネガルでのエボラ熱終息の成功例を踏まえ、迅速かつ広範囲に及ぶ、調整がとれた対応がウイルス感染の拡大を阻止したことを世界に示したと強調した。

ただ、同国がエボラ熱の被害が甚大なギニアと近接していることに留意し、終息は宣言したものの新たな患者がセネガルに入り込む可能性にも注意を促した。エボラ熱はギニアに加え、シエラレオネとリベリアで大流行している。

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]