ガザ停戦交渉が再開、エジプトの仲介で

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ガザ、再び72時間の停戦入り

エルサレム(CNN) パレスチナ自治区ガザの戦闘終結を目指すパレスチナとイスラエルの間接的な交渉が、エジプトの首都カイロで再開された。エジプトの国営メディアが11日に伝えた。

交渉はエジプトの仲介で72時間の停戦が成立したことを受けて再開された。

イスラエルはガザを支配するイスラム組織ハマスの武装解除を要求。一方パレスチナ側は、ガザからのイスラエル軍撤退や、イスラエルによるガザ封鎖の解除を求めた2012年の覚書の確認などを要求している。

パレスチナの代表団はハマスのほか、ヨルダン川西岸を統治するファタハなどの各派で構成される。

1カ月以上に及ぶ戦闘で大きな被害が出たガザ地区には、一時停戦を利用して人道支援物資が届けられている。

赤十字国際委員会の広報は「停戦のおかげで動きやすくなった」と述べた。ガザとの境界を管理しているイスラエル機関は、11日に2カ所の境界を開放したと発表。トラック369台分の食糧や飼料、医療物資などが同日中にガザに搬入される予定だという。

前回はガザからのロケット攻撃を受けてイスラエル軍が空爆を再開し、8日に停戦が破られていた。しかしイスラエル軍によると、今回の停戦の成立後、11日午前の時点でロケット弾の砲撃は確認されていないという。

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