福島の事故から3年 世界の原発事情は今

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ドイツは福島第一原発事故の直後に古くなった原子炉8基の運転を停止し、再生可能エネルギーに重点を移した。原発は2022年までに段階的に廃止する。

スイスでは、国民投票で過半数が原子炉の増設を支持したにもかかわらず、政府が新規の原子炉を建設しない方針を打ち出し、2034年までに原発を段階的に廃止することを決めた。

一方で、発電に占める原子力の割合が世界一高いフランスと、発電量で世界一の米国は、原発維持の方針を確認し、安全対策に引き続き多額を投じている。

新興国は軒並み原子力による発電量を増やしている。2050年までにインドは25%、ロシアは45%の電力を原発でまかなうことを目指し、ブラジルは2030年までに原子炉5基を新設する計画だ。

中国は大気汚染問題の解決と石炭への依存度低下を迫られる中、現在稼働している20基に加え、2020年までに発電能力を3倍強に高めることを目標としている。

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