インターポール、「合致するDNAなし」 ロマ族集落で保護の少女

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ロマ族の集落で少女保護、専門家に話を聞く

アテネ(CNN) ギリシャ中部の少数民族ロマ族の集落で白人の少女が保護された件で、国際刑事警察機構(インターポール、ICPO)は22日、同機構の持つデータベースの中に少女のDNAと一致するものはなかったと明らかにした。

インターポールはギリシャ当局から捜査協力を求められたという。インターポールは声明で、「今までのところ、インターポールの世界的なDNAデータベースと少女のプロフィルが合致するものはなかった」と述べた。

少女の血縁者の可能性を主張する人物がいる国に対しては、データベースへの利用を許可する方針だという。

インターポールのウェブサイトのリストには、600人以上の行方不明者が載っており、そのうちの32人が5~6歳。

少女を保護している児童支援団体「スマイル・オブ・ザ・チャイルド」の報道担当者によれば、少女との関連が強く疑われている子どもが行方不明になったケースが世界各地で約10件ある。そのなかには、米国やカナダ、ポーランド、フランスが含まれているという。

白人の少女は先週、ギリシャ警察によってロマ族の集落で見つかり、保護された。少女はロマ族の家で、両親を名乗る男女に「マリア」と呼ばれていた。この男女にはほかに計14人の子どもがいるとされる。

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