第2次大戦時の100キロ爆弾見つかる、800人避難 独ベルリン

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ドイツの首都で第2次大戦時の爆弾が見つかる

ベルリン(CNN) ドイツの首都ベルリンで3日、第2次世界大戦中に投下された不発弾が発見され、住民約840人が避難する出来事があった。爆弾は無事に処理されたという。

発見されたのは重量100キロのロシア製航空爆弾で、発見場所はベルリンで最も大きな鉄道駅に通じる線路からわずか2メートルしか離れていなかった。

警察によると、付近の住民約840人を避難させた上で、爆弾処理の作業が行われたという。現場は片側に貨物列車の車庫、反対側は住宅街という場所だったため、難しい作業となったが、作業を開始して25分後に爆弾の信管が無事に除去された。

作業に当たった爆弾処理班は、仮にこの爆弾が爆発していたら、幅3~4メートル、深さ3メートルのクレーターができていただろうと語った。

爆弾は2日午後、民間の爆弾処理班がベルリン中央駅近くの建設現場を調査している最中に発見した。

ドイツでは、第2次大戦終結後70年近くたった今も、ベルリンなど複数の都市で連合軍によって投下された未発見の不発弾が多数存在するとされ、すべて発見するのにあと数年かかるといわれる。そのため、ドイツの鉄道会社は建築工事を行う前に民間の爆弾処理チームに依頼し、現場の安全を確認している。

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