撃ち合いで警官ら2人と容疑者が死亡 米ニューヨーク州

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銃撃事件があった現場で対応に当たる警官ら=米ニューヨーク州シラキュース近郊/WSTM

銃撃事件があった現場で対応に当たる警官ら=米ニューヨーク州シラキュース近郊/WSTM

(CNN) 米ニューヨーク州シラキュース近郊の住宅で14日、警官と容疑者が撃ち合いとなり、当局によれば、警官と保安官代理、容疑者の3人が死亡した。不審な車両を止めようとしたことが撃ち合いに発展した。

シラキュースのウォルシュ市長は記者会見で、「シラキュースにとって暗黒の日となった。最悪の悪夢が現実となった。我々の思いは今、英雄である2人の法執行官の遺族とともにある」と述べた。

警察幹部によれば、事件は午後7時過ぎにシラキュース警察の警官2人が不審な車両を止めようとしたことで始まった。運転手は車を止めず、警官は車両を見失った。警官はナンバープレートからリバプール近郊の住宅を突き止めた。

警官は、車両を運転していた人物が武装している可能性があることが分かり、同州オノンダガ郡の保安官事務所に支援を要請した。警官と保安官代理は同時に住宅の周辺に到着した。

警察幹部によれば、警官らが車両を調べていたところ、車内に銃器らしきものを発見した。さらに、住宅の内部から誰かが銃器を操作しているような音を聞き、直後に撃ち合いとなったという。

警官と保安官代理、容疑者は全員銃で撃たれ、病院で死亡が確認された。警察幹部によれば、捜査が行われている。

殉職警官らのリストを公開している非営利のサイト「オフィサーダウン・メモリアルページ(ODMP)」によれば、今年はこれまでに勤務中に少なくとも38人の警官らが死亡した。「米法執行官記念基金」の報告書によれば、2023年に勤務中に死亡した警官は136人と前年比39%減だった。

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