米南部から中西部にかけて竜巻や暴風雨、1人死亡

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暴風の被害に対応する救急隊員=2日、米ケンタッキー州/Jeff Faughender/Courier Journal/USA Today Network

暴風の被害に対応する救急隊員=2日、米ケンタッキー州/Jeff Faughender/Courier Journal/USA Today Network

(CNN) 米国の南部から中西部にかけて竜巻や暴風雨による被害が発生しており、少なくとも1人が死亡したほか、多数の負傷者が出ている。複数の州で、建物に被害が出たとの報告が上がっている。

南部ケンタッキー州では2日の暴風雨によって少なくとも1人が死亡した。同州のベシア知事が明らかにした。男性1人が2日、同州キャンベル郡で自動車事故により死亡したという。

ベシア知事によれば、これ以外の負傷者は報告されていない。知事は2日、レキシントン地域が暴風雨によって「多大な被害」を受けたことから、州全体に非常事態を宣言した。

インディアナ州ジェファーソンビルでは暴風雨によって少なくとも10人が負傷したことがわかった。市長がCNN提携局WLKYの取材で明らかにした。市長が投稿した写真には、複数の家屋の屋根からはがれ落ちた破片や周辺に散乱するがれきが写っている。

ウェストバージニア州のジャスティス知事は、激しい雷雨が州全体に洪水や倒木、停電、道路の封鎖を引き起こしたと述べた。知事は一部の郡に対して非常事態を宣言した。

広範囲にわたる嵐の被害が見られる米インディアナ州ジェファーソンビル/WLKY
広範囲にわたる嵐の被害が見られる米インディアナ州ジェファーソンビル/WLKY

ウェストバージニア州の緊急事態当局の幹部はCNNの取材に対し、同州ファイエット郡で、少なくとも13軒の家屋に被害が出て、複数の住民が負傷したと明らかにした。

2日から3日午前にかけて、イリノイ州とケンタッキー州、オハイオ州、アラバマ州、テネシー州、ジョージア州で16個の竜巻が報告された。強風による被害も報告されており、ケンタッキー州では風速44メートルを超える突風が吹いた。

ジョージア州アトランタの南東部に位置する同州コンヤーズでは3日午前、竜巻が発生し、電線が切断されるなどの被害が出た。CNN提携局WXIAが伝えた。

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