父親の頭部切断し動画に投稿、米で男逮捕 政治に対する非難も

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父親の頭部切断し動画に投稿、男逮捕 米

(CNN) 米警察は1日までに、父親の頭部を切断した疑いで32歳の男を逮捕した。男は切断した頭部の映った動画を動画共有サイトのユーチューブに投稿。その後、銃を携帯して州兵の施設にいたところを逮捕された。複数の当局者や裁判所への提出文書から明らかになった。

当該の動画は数時間ユーチューブ上で公開された後削除された。再生回数は5000回を超えた。ジャスティン・モーン容疑者は、殺人や遺体損壊の罪などにより保釈なしで拘束されている。

動画の中でモーン容疑者は、父親を連邦政府の職員だと説明。バイデン政権や国境地帯の危機的状況への不満をぶちまけた。一方で自身を、戒厳令下での大統領代行だとも宣言した。

ユーチューブは、暴力的な内容を理由に動画を削除したと明らかにした。

ペンシルベニア州バックス郡の地方検察によれば、30日午後7時、男性が死亡しているとの通報を受けて警察が現場に駆けつけた。通報は被害者のマイケル・F・モーン氏の妻からのもので、警察が調べたところ、バスルームで男性が死亡しているのを発見した。被害者の成人の息子は当時現場におらず、被害者の車で逃走していたと、検察は説明する。

CNNが入手した供述書によると、なたと大型のキッチンナイフが浴槽から見つかった。この他、隣の寝室からは、死亡した男性の頭部もビニール袋に入った状態で料理鍋の中から発見されたという。

警察が言及した動画の中で、モーン容疑者を自称する男は書かれた声明を読み上げているように見える。ある時点では、血まみれの頭部が入っているとみられる透明のビニール袋を持ち上げている。

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