トランプ氏、すべての罪状で無罪主張 大統領選の結果覆す画策巡る刑事裁判

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トランプ前米大統領/Lindsay Dedario/Reuters

トランプ前米大統領/Lindsay Dedario/Reuters

(CNN) トランプ前米大統領は3日、2020年米大統領選の結果を覆そうとする運動に絡み起訴された刑事裁判で、罪状認否のため米ワシントンの連邦地裁に出廷し、四つの罪状全てで無罪を主張した。

ジャック・スミス特別検察官は21年1月6日の連邦議会議事堂襲撃事件にもつながったトランプ氏の運動を捜査。今月1日に連邦大陪審がトランプ氏を正式起訴していた。

トランプ氏の罪状は米国をあざむく共謀、公的手続きの妨害の共謀、公的手続きの妨害及び妨害の試み、権利に反する共謀の四つ。

トランプ氏は裁判官から四つの罪状について「どのように答弁しますか」と問われると、「無罪だ」と答えた。

スミス氏はトランプ氏の公判前の収監を求めなかった。釈放にあたり、証人として知られる人物に弁護士を経由せずに連絡しないという条件が課され、トランプ氏は右手を挙げて順守を誓い、書面にサインした。

次回の審理は米東部時間8月28日午前10時(日本時間同日午後11時)に別の連邦地裁判事のもとで開かれる。トランプ氏のスケジュールの都合がつかなければ、本人が出廷しないことも認めるという。

初出廷と罪状認否は27分間で終わり、トランプ氏は法廷を後にした。

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