米共和党新人議員のジョージ・サントス氏、詐欺罪など13件で起訴 無罪を主張

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米共和党新人議員のジョージ・サントス氏が詐欺など13件の罪状で起訴された/Tom Williams/CQ-Roll Call, Inc./Getty Images

米共和党新人議員のジョージ・サントス氏が詐欺など13件の罪状で起訴された/Tom Williams/CQ-Roll Call, Inc./Getty Images

(CNN) 米共和党の下院議員、ジョージ・サントス氏が10日、詐欺やマネーロンダリング(資金洗浄)など13件で起訴され、身柄を拘束された。サントス氏は同日、裁判所で全ての罪状を否認した。

公開された訴状によると、サントス氏は電子的通信手段を使った詐欺7件、マネーロンダリング3件、公的資金の窃盗1件、下院に対する重大な虚偽の申告2件で起訴された。

具体的には、失業手当を不正に受給したほか、米下院への財務情報開示で資産や収入などについて虚偽を記載。また、選挙資金を高級服の購入やクレジットカードの支払いなど個人的な費用に流用した疑い。

ニューヨーク州で身柄を拘束された同氏は10日午後に裁判所に出廷し、全ての罪状を否認した。

サントス氏は保釈金50万ドル(約6700万円)を払って釈放された。次回の審問は6月30日が予定されている。

裁判所の外で同氏は記者団に対し、起訴は「魔女狩り」だと非難。また辞任せず、再選を目指して出馬する考えを示した。

サントス氏は2022年の中間選挙で初当選した。その後、経歴の詐称が発覚し、本人も一部詐称を認めるなどしたため、民主党だけでなく共和党内からも辞任圧力が高まっていた。

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